前期昇級昇段審査について

 

審査会を行ったのですが、今回はしっかりと見る事が出来ました。ここ1年は、審査方法を試行錯誤しながらやってきました。審査基準について、先生方と何度も話し合いの場を持ち

確定させました。

本来なら大体どこの空手団体も、そこの代表が昇級や昇段を決めて、代表の腹一つで決めていますね。

でも勝空会では、独裁的に決めるのではなく、皆さんと話し合って、それぞれの目で見て決めています。形が上手な先生、組手が上手な先生、などなど、自分の空手人生(経験)

と照らし合わせて見ています。

だから、昇級した人は自信をもって、その帯の色に相応しいと思ってくださいね。

皆さんの試験を見て、基本動作をもっとしっかりとやらなくてはと思いました。

基本動作の集大成の形に関しても、厳しく言えばみんな上手くなかったと思います。

それでも、一生懸命の頑張って練習してきたんだろうなと思う人もいました。

会場でも話しましたが、うちは実戦空手なので、形をあまり練習していません。

その中でも、やる人は家でしっかりと練習をして、形を自分のものにしていますね。

道場だけの練習では、なかなかしっかりと覚えるのは難しいので、家での練習もして下さいと思いました。

ラインでもお知らせいたしましたが、40歳以上の一般の方は、頭上上段回し蹴り

上段後ろ回し蹴りを免除する事としました。ハードルが高いのでね

ちょっと前までは、昇段するには究極の試練の10人組手をやっていました。

しかし、今の時代で10人組手は、組手と称してぼこぼこにする荒行で受ける人はしんどいです。昔の根性論で打たれても立ち上がれとやっていました。でも時代にそぐわないと考え直しました。コンプライアンスに反する?

でも気持ち的には、古き良き時代の空手道、魂は忘れないでやっていこうと思います。

 

 

2024年06月15日